冬至は、もう少しだけ先ですが、冬の雰囲気が色濃く感じられるようになってきましたね。

　この時期には、冬の星々が輝いて、とても綺麗な夜空になります。他の季節の夜空も魅力的ですが、冬には冬にしかない魅力が感じられる夜空です。

　この夜空…最近は、携帯電話のカメラで撮影できるようになりました。機種にもよりますが、綺麗に撮影できるものもあります。試しに、冬の夜空を撮ってみました。


　下の方には、オリオン座が見えると思います。少し上の方には「V」の字になっている牡牛座の頭の部分が見えます。そして、真ん中の一番上の方には、キラッと輝いている星の塊が見えています…プレアデス星団（すばる）ですね。

　これから寒さが増すほど、これらの星々が美しく輝きます。部屋にこもりがちになる季節ではありますが、時には、外に出て空を眺めるのもいいかもしれません。よい気分転換になるかもしれません。寒いですけど…。
　


　先日、中央アルプスにも雪が降りましたね。気がつけば、今日から二十四節気の「立冬」です。


　いよいよ冬に向かう動きが本格的になってきますが、木々の葉っぱの秋色が濃くなってきて、もう少し秋を楽しめそうです。


　毎年この季節になると、紅葉の折り紙を折ってみたくなります。いろいろな折り方がありますが、注意深く静かに、紙の表面の感触、弾力や厚みなどを感じながら折っていると、気持ちが穏やかでありながら冴え渡ったかんじになったりします。
　将来のことでもなく、過去のことでもなく、他人のことでもなく…今まさに自分がこの瞬間に体験しているもの全体に意識を向けて、隅々まで気づいている状態ができあがるからですね。


　これは、カウンセリングの中で、よくお勧めしている「マインドフルネス瞑想」と同じ状態と言ってもいいと思います。楽しみながら瞑想の練習をしたいなら、折り紙はオススメです。
　一生懸命折るのではなく、静か〜に、ゆっくりと、紙の感触を感じながら折るのがコツです。
　「マインドフルネス瞑想」とは関係なく、秋を楽しみたい方にも、もちろんオススメです。
　


　あんなに暑かった夏も、終わってみると急に寒く感じる日もあって、秋がもうしっかりと進んでいますね。二十四節気の「寒露」…その中の「菊花開（きくのはなひらく）」の候。そして、18日からは「蟋蟀在戸（きりぎりすとにあり）」の候。菊の花が咲き、キリギリスが戸のあたりで鳴く季節ということですね。

　中央アルプスも、既に紅葉がしっかりと進んで、色づいているのが見えます。少しずつ下へ下へと降りてきますね。


　自律神経も乱れがちなこの季節ですが、秋の色、空気、光を感じながら、ただただのんびりと歩いてみる時間があってもよいかもしれません。